フィロソフィーや経営指針とどう向き合うか

最近2つの経営者勉強会に参加しています。1つはフィロソフィーという言葉が何度も出てくるところで、もう1つは経営指針という言葉が何度も出てきます。

こういう何か1つを押し付けられるのが生理的に嫌いで、どうしても身構えてしまうのですが、おそらく本意としては「自分の考えていることを成文化しなさい」ということかなと理解するようになりました。

同じ勉強会に参加している方々の経営発表を聞いたり、経営指針書も見せてもらったことがありますが、別に特殊なことが書いてあるわけでもなく、宗教じみたことを言っているわけでもなく、経営者としてはごく当たり前のことが書いていました。

部外者としてはそれらを聞いたり見せていただいたりすると、経営者の考えていることが非常によくわかるので、どこを突っ込んでいけば良いか、手掛かりが掴みやすいですし、良い提案に素早く繋がります。

フィロソフィーも経営指針もできれば遠ざけておきたい存在でしたが、それらに触れてみると、案外役に立つので、もっと肯定的に考えても良いなと思い始めました。