当社WEBサイトをリニューアルしました

今年に入って開始していた当社WEBサイトリニューアルプロジェクトが実を結び、おそらく6年ぶりぐらいにWEBサイトリニューアルすることができました。参加したメンバーの皆様、本当にお疲れ様でした。

WEBサイトリニューアルに伴って、当ブログの一覧配置場所も、トップページの上部に移動になりました。目立たない場所でこっそり書いていたつもりだったのですが、場所としては格上げになってしまい、責任重大だなと思う反面、オフの時間を削って書くのはこれまでと変わらないので、週1回必ず書くということだけは守って、内容はぼちぼちで書いていきたいと思います。生暖かく見守ってくださいませ。

今回のリニューアルでは、企画フェーズでコンセプトや方向性を私が最初に提案しましたが、それらも企画メンバーの合議で決定し、制作フェーズではディレクターの指示にしたがって、私はひたすら文章を執筆するという形で参加しました。役割分担が明確だったので、文章執筆に集中でき、非常に仕事がしやすかったですね。文章を書いて渡すと、それがWEBに組み込まれて、目に見える形になってなっていく。お客様のような立場で関わったのは、個人的に新鮮な体験でした。

今回のリニューアルの1番のコンセプトは、「課題解決」でした。

いままのWEBサイトも情報量が豊富で良かったとは思うのですが、言いたいことを一方的に言う、一人よがりな面も多々あったかと思います。今では制作実績も豊富に積み上げてきましたし、お客様が弊社に期待しているのは、ただWEBサイトを作ればよいということではなく、お客様の問題を解決することだと日々感じますので、弊社がお客様に対してどんな課題解決ができるかを、サービス紹介ページで丁寧にお伝えするように心がけました。また、コラムコンテンツを設けて、お客様の課題解決の糸口になるような情報が提供できればと思っています。

次に重視したのは「制作プロセス」でした。

お客様インタビューを行っていて気づいたのは、お客様が弊社の制作プロセスにとても満足されているということでした。制作プロセスはなかなか言葉にしにくいので、今まで言葉にしたことはなかったのですが、弊社の制作プロセスはとても褒めていただけましたし、他社の評判で聞こえてくるのもやはりプロセスの良し悪しでした。そんなわけで、制作プロセスをできるだけ成文化することにエネルギーを注ぎました。案件によっても、担当者によっても、多少のバリエーションが出てきますので、なかなか書きにくいところでしたが、弊社の標準形が文章にできたと思います。弊社の良さをアピールするまでは至っていないと思いますが、弊社のスタイルを知っていただく参考にはなるかなと思っています。

また今回は「地域性」も重視しました。

ことさら地域性を強調したことはなかったつもりなのですが、結果的に滋賀県の事業者様が全取引先の8割を占めています。お客様インタビューを聞いていても、会社が近くにあって安心、というお声は頻繁に聞きました。それであれば、開き直って地域性を出した方がお客様のためにもなるのかなと思いました。これからは滋賀県にしっかりと地に足を付けて、滋賀県の事業者様の課題解決のために仕事に取り組んでいきたいと思います。

「覚悟を示す」「甘えを断つ」も重要なコンセプトでした。

トップページ上部のキービジュアル部分には、華美な画像を入れるのではなく、「滋賀でいちばん~WEB制作会社」というキャッチコピーを入れました。ご理解いただけると思いますが、別に一番がどこかなんて決められないし、お客さんの数だけ答えはあると思っています。お客さんを故意に誘導する意図ではなく、私たちがどんな決意を持っているかを表明したものです。自分たちが悶々と心の中に持っている自負心があるのであれば、それを言葉で公に表明し、そしてお客様から与えられる評価を真摯に受け入れていくべきだと思いました。まあ、そういう意図です。笑い飛ばされないように頑張りたいと思います。

ちなみに最初の「課題解決」は私が提案したコンセプトでしたが、それ以外は私以外のメンバーから提案されたものです。特に最後の「覚悟を示す」については、最初はとても驚き、もう少しトーンダウンできないかと思いましたが、中途半端な態度はお客様に対して失礼だと思い直し、最後は受け入れることにしました。今回のプロジェクトを通して、会社のあるべき姿など、いろいろと議論が出来て、本当に有意義でしたね。

WEBサイトをリニューアルしたからといって、私たちは何も変わりませんが、ご覧になったお客様の心象は多少変わるのではないかと思います。いろいろとご意見あることは承知しておりますので、ぜひ忌憚のないご意見をいただければと思います。