縦と横のコミュニケーション
弊社はかつて定例会議の全くない会社だったのですが、あまりに会議がなさすぎて目標の共有ができていないなと思いまして、昨年から月例会議2件を私が主催しています。私が主に経営情報や商談状況を発表し、他のメンバーが各自のプロジェクトの進行状況を発表し、あとはフリートークという流れです。フリートークはなるべく私以外のメンバーで話してもらって、私が議事録にまとめています。
これらの定例会議は、経営者と各グループリーダーの意識共有という意味ではかなり効果があったと思っているのですが、昨年末から気になっていたのがメンバー間のコミュニケーションでした。特にデザイナー同士、エンジニア同士で、決まったコミュニケーションの場がないため、知識の共有やマニュアル化・仕組み化が進まず、業務が場当たり的になっているのではないか、という懸念がありました。
そんなわけで今年からメンバー間のミーティングもスタートしました。私以外のメンバーは、デザイナー系かエンジニア系か、どちらかのグループに分かれてもらい、ミーティングの中で自分の仕事の品質向上と生産性向上を考えてもらいます。先日第一回を開催してもらいましたが、両グループあわせて9件のテーマが挙がり、活発な議論が行われたようです。これらの活動によって、品質向上と生産性向上が進むとともに、スタッフの納得感ややりがいに繋がればと思っています。
これで今年から4件の月例ミーティングが行われるようになりました。定例会議はしない!という以前の方針を大きく曲げることになりましたが、縦のコミュニケーション2件に、横のコミュニケーション2件が織り重なって、よりしっかりとした組織になればと思います。