マーケティングで売上アップを実現

WEBマーケティングということで、弊社で制作したWEBサイトの検索エンジン対策やコンテンツ提案などは以前からやっていたのですが、最近は「そもそもマーケティングって何?」ってレベルから考えたり提案することが多くなりました。

マーケティングとは、売り手と買い手が集う場所(マーケット)に対して行う活動全般だと思います。売り手は魅力的な商品を店の前に並べて、買い手はそれに群がるという市場(いちば)の風景が基本形ですが、今はリアル以上にバーチャルに売り手と買い手が集いますので、想像力を働かせないと理解しにくくなったと思います。とはいえ売り手と買い手が集まって、商品と貨幣を交換するのは昔と同じですから、ネット時代だからと言っても基本は昔と何ら変わらないだろうと思います。

はじめはギークの遊び場だったインターネットが、一般人もどんどん集まるようになり、コロナ禍による非対面化への流れも相まって、巨大なバーチャル空間が生み出されています。そこではたくさんの人が活動しているわけですから、市場も自然と生まれます。Amazonや楽天市場が賑わい、EC(電子商取引)の規模は20兆円となり、今後もますます拡大していくそうです。

このようなバーチャルなネット空間をビジネスで活用していこうという事業者さんに対して、弊社はWEB制作という専門サービスをご提供してきたわけですが、今まではクライアントさんを丁寧に取材し、そこで得られた情報をどれだけ丁寧に情報デザインしてネット空間に送り出すかに情熱を注いできました。

これは基本的なアプローチとして最も重要だと思いますし、弊社が提供する最も高い価値だと信じていますが、クライアントさんのビジネスにもう一歩踏み込んで、クライアントさんのマーケティングを主導する付加サービスが必要だと感じています。

マーケティングといっても非常に広い概念ですので、具体的に言うと、クライアントさんは何らかの売上目標を持っておられます。売上を作ろうと思うと、まずは見込顧客を集める必要がありますが、今はネットから集めるのが最も効果的です。ネット上で人々が集まる場所は、大半が検索エンジンですので、検索エンジンで利用するキーワードを1つのセグメント化されたニッチマーケットと考えます。

ニッチマーケットには競合相手となる売り手がズラリと並んでいます。検索エンジン順位も大事ですが、検索エンジン側のアルゴリズム変更で順位はコロコロと変動しますので、検索エンジン順位を過度に追うのではなく、ベンチマーク相手を見定め、WEBに公開している情報の質と量でベンチマーク相手を圧倒しなければなりません。

WEBに公開する情報の質と量を高めていくために、目標セッション数やコンバージョン数、具体的な実施項目と行動計画を1年単位で立てます。それを月次で集計し、当初計画を評価します。問題なければ当初計画通りに進め、問題があると判断したら、計画を見直します。

実施項目と行動計画を立てたとしても、なかなか社内の協力を得られないということもあるでしょう。社外からの働き掛けに限度もありますが、社内の協力が得られるような社内対策もあわせてご提案し、行動計画がしっかりと実現できるように取り組みます。

私たちはWEB制作の品質には自信を持っていますが、とはいえ競争的なマーケットの中で戦っておられるクライアント様もたくさん居られます。売上アップのためにWEBをどのようにしていけばいいのか、行動計画と実施、KPI(評価指標)の設定と評価に落とし込み、売上アップの実現に尽力いたします。