会計クラウドをテスト中

数年前にクラウド会計ソフトの存在を知ってから、ぜひ導入してみたいとは思っていたのですが、いろいろ問題がありまして足踏みをしていました。価格の問題もありますが、一番の問題は昔からお世話になっている顧問税理士さんがあまり積極的ではなかったことです。そりゃ、そうですよね・・・税務申告するだけなら一般的な会計ソフトで充分ですから、なんでわざわざ別のソフトに移行しなきゃならないの?って感じでしょう。気持ちはわかります。

とはいえ経営をする側としては、会計は税務のためだけにあるのではなく、財務とか部門管理とか、経営全般に関係します。今は取引仕訳に時間が取られていて手が回りませんが、資金繰りや部門別損益計算も会計ソフトをベースにしっかりやりたいという思いもありました。そんなわけで顧客管理クラウド、勤怠管理クラウドに続き、数日前から会計クラウドをテスト導入しています。導入したのはこちら。

マネーフォワードクラウド
https://biz.moneyforward.com/

30日間は無料お試しができて、まだ25日お試し期間が残っていますので、その間に機能確認をしたいと思っています。普段は会計王というインストール型会計ソフトを使っていたのですが、新年度の会計データをCSVで引き抜いて、マネーフォワードに1日で移行することができました。

滋賀銀行やジャパンネット銀行、法人クレジットカードの連携もその日のうちに終わりました。連携先に入金や支払があれば、会計ソフト側で仕訳が自動的に起こされるので、非常に便利です。金額ミスもありませんし。たまに費目が間違っていることがありますが、そこを手修正するだけでいいですし、学習機能があるので、徐々に作業工数は減るかなと思っています。今のところ非常に快適に使えていますね。

おそらくこれからネックになると思われるのは、税理士さんの業務に支障がないかというところだと思います。アカウントは自由に追加できるので、税理士さん用のアカウントを作成し、渡しました。仕訳に関しては何ら問題は無いと思いますが、おそらくこちらが触らないようなところを触られると思うので、(もし本格導入を決めたら)我が儘を言った弊社の方でしっかりフォローしないといけないな、と思っています。

それにしてもマネーフォワードクラウドは、会計だけでなく、請求書や経費処理、給与や社会保険等の機能まで含んだ充実したパッケージになっています。以前に導入した顧客管理クラウドと比較すると、見積書発行・請求書発行でサービスが被っていたりします。勤怠管理クラウドはプロジェクト原価管理ツールとして導入したのですが、なかなか使いこなせていなくて、勤怠管理機能が助かっているのですが、これは駄々被りな感じです。ですので、これらより先にマネーフォワードクラウドを導入すれば良かったかなぁなんて思っています。でもマネーフォワードクラウドには商談管理機能はないし、プロジェクト原価計算機能もないので、なかなかワンパッケージで済まないところが悩ましいです。

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