よく聞かれる質問その11-女性が入社されたのですか!?

これは弊社をよく知っているお客様ほどよく言われます。職場に女性が居るのはごくごく普通のことだと思うのですが、弊社は設立以来、女性が入社したことが一度もありませんでした。特に理由はないのですが、そもそも女性の入社希望者がほとんど居なかったことと、代表者の女性コンプレックスも若干影響していたものと思います。

とはいえ女性が将来にわたって居ないのも不自然ですし、この男女雇用機会均等の世の中に逆行しているような気もしましたので、募集条件に叶った女性が来たら入社してもらおう、そのうち誰か来るだろうぐらいに思っていました。ちょうど半年ほど前にデザイナーさんの募集をしていたときに応募があり、弊社で初めての女性社員をデザイナーとして採用しました。

実際に女性社員を迎え入れることで、多少の変化はあるだろうなと思っていましたが、案の定いくつかの変化がありました。それらを挙げてみますと。

1.女性からの求人応募者が増えた(気がする)。
正確に数字を取っていないので感覚的なものですが、ハローワークの求人情報で、従業員数を性別ごとの内訳人数で書く箇所があります。これまで女性0だったのが、女性1になったことで、女性が応募しやすくなったのか、女性の応募率が増えた気がします。まぁ、異性ばっかりのところより、1人でも同性が居たほうが安心感はありますよね。

2.電話を掛けてきた取引先の方(特に男性)がすごく嬉しそう。
女性デザイナーさんに電話対応をお願いしていたこともあって、電話をしてきた取引先の人に「女性が入社されたんですか!?いいですね!」ってよく言われました。特に男性は一様にすごく嬉しそうで、テンション高め。電話相手が女性だからというより、彼女の電話対応が非常に丁寧だったからだと思いますが、とにかく評判が良かったです。電話対応の当番は新人社員の仕事となっていますので、もうすぐ別の社員にチェンジすることになるのですが、こんなに喜んでもらえるなら、このまま続けてもらいたいという未練も少しありますね。

3.冷暖房の設定温度が変わった。
とにかく暑がりの男性社員が多かったので、以前は冷房はガンガンに冷やしていたのですが、設定温度を2~3度上げました。反対に冬場は暖房を強めにしています。それでも寒いようで、電気ひざ掛けをご愛用されているようですが。

4.臭いを気にするようになった。
今まで気にしたことはなかったのですが、やはり社員が1つの部屋にこもっていると、どうしても臭いがこもるようです。今は脱臭機能付き空気清浄機を24時間運転し、定期的に風通しを行っています。完全に無臭環境を作るのは難しいですが、これで多少の加齢臭も大丈夫かなーと。

他にもいろいろありますが、女性社員の意見も汲み取りつつ、女性を受け入れられる会社にできればいいなと思っております。