2018/3/30 合同就職説明会@米原に参加しました!
先日は滋賀県主催の合同就職説明会@米原に参加してきました。前日の草津会場では昨年に比べて来場者数が半分だったと聞き、誰も来なかったらどうしようと思いつつ、とりあえずブース設営。こんな感じで睨みを聞かせながら(笑)、デザイナーの minami さんと、求職者さんをお待ち申しておりましたが。
オープンと同時に、予想外にも2名の求職者さんがブースに来ていただきました。一応IT系ということで、時代の先端的な仕事ではありますので、学生さんの関心は高いようです。そのあともそれほど途切れることなくポンポンとブースにお寄りいただき、合計で7名の方にお越しいただきました。一人一人の滞在時間がかなり長めだったので、退屈せずに楽しめましたね。
学生さんたちと話していて思ったのは、学生さんの持っているスキルと、企業側の求めるスキルに開きがあり過ぎるという点です。学生さんはスキルが全くか、学校の授業で少し齧った程度の方ばかりで、私たちの業務に興味はあるものの、スキルがなくても入社できるのか、スキルを身に付けるための教育研修体制はどうなっているのかを盛んに聞かれましたね。
お答えをするとすれば、スキルがなくても内定を出す場合もありますが、その代わりに突出したセンスと熱意が欲しいです。それらがないなら、ネットでググれば勉強もできるはずなので、やはりある程度の知識やスキルは自分たちで身に付けておいてほしいですね。
私の学生時代を思い出してもそうですが、就職先の選択肢があまりに広すぎて、どの仕事を選んでいいのか、どの会社を選んでいいのか、全くわからかなった覚えがあります。社会に出たことのない学生さんに、社会人になる前に自覚を持って勉強しておけというのはちょっと無理かもしれませんね。とはいえ、企業側が負担して、教育訓練するのにも限度というものがあります。
空前の売り手市場とはいえ、競争率の非常に高い仕事と低い仕事、求人数の多い仕事と少ない仕事はあるわけですから、そういう情報を求職者にもっとアナウンスしたり、誰かが割り振りしたりして、人を必要としている業界にもっと求職者が流れ込むような仕組みがあるといいなと思います。人気業界や企業に殺到して、お祈りされ続けて疲弊するくらいなら、早めに見切りを付けて、中小企業や地方企業に目を向けてみてはどうかと思います。
それにしても「事務」志望の女性求職者って多いですね。昔にあったような一般事務の求人は最近ほとんど見かけませんし、ITが普及したせいで、専門の「事務」を置かなくても、各人でできる事務仕事量になっているのではないかと思います。あったとしても、医療事務とか経理事務とか営業事務とか、それなりの業界知識と専門知識が要るものばかりですので、求職者に多くのものが求められる難儀な時代になったものだと思います。