自社製品開発か、受託開発かという話

いよいよGWに入りましたね。国道八号線をぶらぶらと走っていましたが、かなり車が多いようでした。みんなGWはお出掛けするのでしょうか?

さて、自社製品開発か、受託開発かという話。これは弊社のようなソフトウェア会社では時々話題になります。自社製品開発とは、自社の製品と言えるパッケージ製品などを開発して、広く販売するビジネスですね。初期費用が掛かる反面、販売が軌道に乗ると一気に売上が伸びます。パッケージ製品なので、自社以外の代理店などに代わりに売ってもらえる点もいいですね。

一方、受託開発とは、自社製品ではなく、クライアントから依頼されたソフトウェア等を開発するビジネスです。初期費用は特に掛からず、場合によってはクライアントから前受金をもらえることもあります。開発にかかった費用に利益(付加価値)を上乗せして、クライアントに買い取ってもらいます。要求通りのものを作れば、クライアントに確実に買い取ってもらえるので、リスクは非常に少ないですが、受注生産なので、売上を一気に伸ばすことができません。

どちらもビジネス的には一長一短があり、どちらの事業戦略を選ぶのかは悩むところだと思います。弊社は後者の受託開発型ビジネスなので、無難に売上は上がりますが、あまり利益は出ません。自社製品開発で売上を一気に伸ばしている会社の話を聞くと、羨ましくなります。

法人18期目で、様々なソリューションを今まで提供したわけですから、自社製品開発のネタが浮かぶこともあるのですが、なかなか本気になれません。なぜだろうと思っていたのですが、顔のよくわからないマーケットにモノを売るという感覚がどうしてもイメージできないのですよね。

とはいえ、受託開発型ビジネスだけでは、なかなか利益も上がらないので、なにか自社製品開発にもトライしてみたいと思います。なにか良いネタはないですかね・・・?笑