経営計画であれこれ悩んでいます。

新年明けの第一週目が無事に過ぎました。コロナ禍でもあるし、静かな第一週目かと思いきや、商談や採用面談が入って、なかなか忙しかったです。今年も忙しくなりそうだなとワクワクしています。

さて書くことがないので、計画することって重要だなと最近気づいたことについて書いてみます。経営者の先輩方は当然のように経営計画を立てておられるのだと思いますが、私は今まで真面目に立てたことがありませんでした。どうせ立てても、その通りに行くわけではないですし、そういうことに時間を掛けるぐらいなら、手を動かした方がよいと思っていたのですよね。とはいえ、昨年から少し計画を立て始めて、ようやく経営計画の立て方や効用が少しわかりかけてきました。

経営計画を立てると良いなと思うのは、思い切って行動を起こせるということです。貧乏性で慎重な私は、どのような経営判断の局面でも慎重な判断を選ぶので、会社が潰れるようなことにならなくて済むのですが、今まで大きな賭けに出られなくて、ほとんど成長する機会がありませんでした。一人ならそれでもいいのですが、何人も事業に巻き込んでいるので、低成長をこのまま続けるわけにはいきません。会社をちゃんと成長させていくのであれば、思い切った投資も必要になりますが、あらかじめ心の準備がないと決断できません。そういう意味であらかじめ計画しておくと、「年度計画で既に決めたのだから、これは断固として投資する」と、意思決定できるのが良いなと思っています。

刻一刻と状況は変わっていくので、大きな出来事があれば、どんどん経営計画は変えていってよいと思います。大事なのはあらかじめ計画しておいて、その計画のもとで今年度末や五年後にどうなるかをあらかじめ知っておくことだと思います。今年度は予実差管理もしていこうと思っていますので、計画通りにいかなかった場合の補正もタイムリーにできて、会社の成長を追いつつ、安全性も高まるだろうと思っています。