新型コロナウイルス不況の緊急経済対策について

年度末ということもあり、役所さんや銀行さんの動きが慌ただしい感じです。もちろん新型コロナウイルス関連の対応もあるのでしょうね。ちょっと落ち着いてきたのかと思ったら、東京オリンピック延期が決まったせいか、隠れた感染者がどんどん表に出てきて、本格的な戦いのようになってきました。目に見えない敵なだけにホント厄介ですね・・・。

新型コロナウイルス感染も怖いですが、イチ経済人としては自社および自社を取り巻くクライアントの経済状況が非常に気になります。弊社に関していえば、もともと他者との接触が極端に少ない業種で、業務上の感染リスクは非常に低いですし、経営的には自己資本比率47.8%、流動比率559.5%(いずれも2019年12月期末)となっており、キャッシュを厚めに持つ経営をしていますので、直近の経営状況には何ら不安はありません。とはいえ、新型コロナウイルスに端を発する大不況は発生するでしょうし、影響は弊社にも確実に及ぶと考えておりますので、さらに慎重な経営を進めていきたいと思っています。

弊社は昨年同月比で売上減が発生していないので、対象にはなりませんが、政府の緊急経済対策ということで、以下のような融資が発表されています。

20200328

詳しいことは商工会議所や金融機関で聞いていただきたいですが、いわゆる信用保証協会の保証料が利率0%で受けられて、全体としては無担保で8,000万円まで利率1.0%で10年間借りられるそうです。天災とも言える新型コロナウイルス不況に対して、結局のところは借金という形で責任を負わないといけないところが泣けますが、無いよりマシですので、このような制度融資で不況を乗り切っていただきたいと思います。