事業再構築補助金第1回募集の結果が公表されました

補助額の大きさに注目が集まっていた事業再構築補助金。
結局第一回は申請を見送ったのですが、その第一回募集の結果がつい先日公表されました。

事業再構築補助金採択結果
https://jigyou-saikouchiku.jp/result.php

補助金支援の専門家でもないので、申請者の立場からざっと結果を眺めただけなのですが、滋賀県だけで取ってみると、採択件数は31件でした。全国だと2,866件の採択らしいので、全国比1.08%というところでしょうか。国内総生産に占める本県の割合は、以下の出典によると1.23%らしいので、もうちょっと頑張りたいところですよね。(県内総生産額と補助金採択件数を比較する意味は特にないのですが)

【概要公表用1】平成30年度滋賀県民経済計算の推計結果について
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5237389.pdf

滋賀県だけで取ってみると、飲食業と思われる事業者さんが31件中7件と一番多かったです。次に観光業の6件、製造業の5件という感じ。今回のコロナ禍で打撃を受けた業種を中心に補助金が回ったのかなと思いました。個人事業主さんの採択も10件となっており、事業規模も影響しなかったようですね。

事業計画については、タイトルしか書かれていないので、詳しい内容はわかりませんが、平均額が2,000万円と言われる本補助金にしては、そんなにお金のかかる事業計画なのかなぁ・・・と感じました。日本料理店開業やカフェ事業進出や物流建屋建築は建物費が絡むので、優に2,000万円は超えそうですが、ポータルサイト構築とかアプリ開発はそこまで掛からないような気もします。予算があまり消化できていないんじゃないかなぁ。

ご同業ではジャパニーズ株式会社さんがプログラミンスクール開講で採択されていました。おめでとうございます!プログラミングスクールはだいぶ増えてきましたが、まだまだ需要あると思うし、頭の体操にもなるので、子供はもちろん、中高齢者にもやって欲しいですね。私も30後半からプログラミングを独学しましたが、学習の山場を越えれば本当に世界が広がるスキルなので、みんなにやって欲しいです。

認定支援機関ではウィズ経営コンサルティング株式会社さんと、滋賀県商工会連合会さんが5件で同数1位。前者は県内拠点の経営コンサルさんらしいですが、各銀行や商工会議所を押しのけて1位は素晴らしいです。なかなか経営コンサルさんって滋賀県に居られないので貴重な存在。中小企業や個人事業主が頼れる地元の経営コンサルさんが居ると、滋賀県ももうちょっと栄えるのかなぁとも思います。

とまぁ、こんな感じで傍観者的に眺めていましたが、自分も事業者の端くれなので、社会的ニーズのある事業を積極的にチャレンジしないといけないな~と自分に言い聞かせます。でも基本ビビりなので、なかなか一歩が踏み出せないですね~笑